コードチューン

コード3種
パワーライン用のコード3種類
左からノーマル、銀メッキ高級テフロンコード(2.0SQ)、同3.5SQ。バッテリーからの電流をよどみなくモーターに流そうとするとテフロンがお奨めだが、太く硬いコードなのでメカボックス内の配線に苦労する。電動ガンではコードの全長が短く、テフロンに換装しても発射サイクルなどが劇的には変化しないことが多い。

トリガースイッチから外したノーマルコードをハンダ付けで結線するとモーターとの接続に長さが足りなくなることがあるが、純正コネクターを圧着端子に換装することで解決できる。この場合はコードが余る(長すぎる)ので端子を接続せずに配線し、モーターとの相性を見ながらコードを切り詰めるとよい。

BSRユニットをハンドガードに組み込む場合は、メカボックス内のピニオンギアの下に黒(−)コードを配線することになり、コードが太くなると削れることがある。赤(+)コードだけをテフロンに換装してもよい。

組み込み例
ロアーフレームの配線
パワーラインは2.0SQのテフロンコード。メカボックス内のコードを抑える出っ張りは削り落としている。この太さならピニオンともギリギリ接触しない。ギアボックス左側の外部に配線を押さえる金具はボルトキャッチのコードに干渉するので使わない。チャンバー下にネジで取り付ける配線ホルダーも邪魔になるので取り外す。

青・緑の信号線がトリガースイッチ、黄・黒がボルトキャッチ(リロードスイッチ)、白・黒・柿はホップダイヤル前部に仕込むボリュームにつながっている。2本線はねじり、3本線は三つ編みにしておくとまとまりが良い。


後ろの穴からの配線(2.0SQテフロン)

固定ストックの場合はモーター用の配線を後部から取り出すとコードがピニオンに引っかからなくなる。蓋側のメカボックスを削ることになるが力のかかる場所ではないので強度的には問題ない。グリップの中でコードが折れ曲がらず、モーターの管理も楽になる。頑張れば3.5SQのテフロンコードも通すことができる。

特にテフロンコードを使う場合はグリップ背中側内壁をリュ−ターや彫刻刀で削って広げる。モーターの配置をしくじるとBSRユニット(MOS−FET)に負荷がかかり壊れることがあるので、モーターが楽に上下動できるようにすること。


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