2003年7月13日にARコースを実施した。
梅雨真っ只中で、曇り後雨という適度にストレスのある最高のコンディションで参加者はヤブ蚊の爆撃に屈することもなくメキメキと腕前を磨いていく。
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午前 |
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まず10m単位で距離ごとのスコア(集弾)フィーリングを体で覚えることから始まる。参加者の持ち込むアサルトライフルはカスタム具合もまちまちで、パワー的には最大でノーマルとM190、発射スピードもノーマルと20発オーバー/秒と極端な差がある。このライフルの個体差を埋めるのがテクニックで、初弾を撃つまでのスピード、リロードテクニック、スイッチング(左右の持ち替え)、ムービング(移動しながらの射撃)等々を繰り返し体に覚えこませる。各々のテクニックに個別にタイムトライアルがあり、動作がどんどん複雑になっていく。タイムトライアルの目的は体が勝手に動くようにすること。脳でなく延髄で直感的に考えられるようになるのが理想。
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タイムトライアル中。
M4のノーマルハンドガードにレール&バーチカルグリップを組んでいる。バーチカルグリップは劇的にサイティングしやすくなり、コントロール性が向上するのでお勧め。
上から下までブリッツ(イギリス)装備。
この参加者はアサルトベストを着用しており、撃ち終わったマガジンを楽に処理できる(胸のポケットに入れるだけですむ)ため、ストページ&リロードのスピードで得をしている。 |
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午後 |
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午後からはチームアサルト。
チームワークと指揮系統、カバーエリアのコントロールと押し上げ、等々をシナリオの中で繰り返し体に叩き込む。全員がチームリーダーと各ポジションを交代しながら、どんどん増えていくインストラクターからのプレッシャーを克服していく。数ステージをこなすと、てんでバラバラだったチームの統制が取れ、様になってくる。誰が指揮しても同じように動ける有様は見ていてうっとりする。
17:00頃終了
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前衛が弾幕を張り支援する中、後衛が敵との距離を詰める。 |
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シナリオ中。
前衛(右)は後続(左)の「ストッページ」コールに反応し、振り向くことなく支援している。 |
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シナリオ中
強烈に重いMINIMIを立射している。 |
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参加者
前列左がSASスモック、後列右側2名がDPM、前列右がウッドランド、後列左がずぶ濡れのリーフ。背景との溶け込み具合の差とフェイスペイントの重要性がよく分かる。 |
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アサルトライフル&マシンガン
ストックは固定でもリトラでも全体の長さに大差ないのが良く分かる。コース中にストックをたたむことはないので、固定ストックでかまわない。
圧巻は中央のカモペイントM4で、RISとバーチカルグリップ、CompMLとバックアップサイト、リトラストックなのに12Vバッテリー(レディマグなし)、M190をドライブするための内部チューンなどなどと完璧なカスタム。もちろん剛性を上げるためにフル金属とのこと。でも極端に燃費が悪いのが泣き所とのこと。
MINIMIはバレルを短くし、最新型のプラストックに換装している。あとはナイロンのボックスマガジンだけでRECONコースにも持ち込める。所有者いわく「重いので、いやです。」とのこと。 |
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