HGコース(0921.2003)

2003年の9月下旬にHG(ハンドガン)コースを実施した。
リピーター向けのアドバンスコースでナイトフェーズ付き。日中はとにかく快適に力強くダイナミックにハンドガンをコントロールできるようになるまで撃ちまくる。16時頃からコバットライトが加わり、スイッチング(左右の持ち替え)やら何やらと動作が複雑になっていく。日が暮れるとコンペ形式のタイムトライアル。ライトの操作に気がいくとトリガーコントロールが疎かになり当たらない、逆にハンドガンに注意がいくとライトをコントロールできない(ターゲットを照らせられない=当たらない)、ストロングハンドとウィークハンドを状況に応じて使い分ける必要もある、などなど...どんどん深みにはまっていく。

手前は45(カスタム)とシュアファイアの6Z。

スイッチングで悩みがちなのがランヤードとの相性。長めに手首と固定すればそれほど邪魔にならない。
ダブルニー

分かりにくいがSIGPROとC3を組み合わせて使っている。SIGPROの素直な球筋とスライドの軽そうな動きはとても魅力的。カイデックス製のハイライドホルスターは腰に食い込んで痛いわけでもなく意外と使いやすそうだった。もう少し腹を引っ込めると腰(尻)の位置が下がってバリケードを有効に使えるようになる。
ローポジション

実銃でマズル(銃口)より前に足を投げ出すのはかなりの度胸がいる。左の姿勢よりも低く構えて、相手が左から右に動くと自分の爪先を撃つかもしれない。
ベレッタ with M3

レール内蔵のベレッタ+M3、93Rマガジンのファイアーパワー。スイッチングなどが格段に楽になり、CTではプリマリー(メイン)ウェポンになるだろう。評価と好みの分かれるベレッタについては特に言う事はないがM3は手放しでお奨めできる。小型軽量でワンタッチ装着、6Pと同等の明るさというのはよだれが出るほど魅力的。
L4 VS 6P

左がシュアファイアのL4デジタルライトで右が6P(P60バルブ)。L4では5WのLEDが使われており、フィラメントタイプの電球切れと短いランタイムの恐怖から開放される。どちらも同じ65ルーメンだがL4のほうが明るく感じる。6Pのイエローがかった光よりもL4の真っ白な光のほうが視神経から脳を直撃するというかなんというか...コンバットライトとして充分に使えるし、照射範囲が広いので検索業務にも使える。


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