SOP/7060LED

サイズ比較: 左から、M6、7060LED、L4、ミニマグLED(IQスイッチ)
サイズは全長が22cm、ヘッド幅が43mm、グリップ幅が33mmと適サイズ。本体は耐腐食ポリマー製で290g(バッテリー込み)と軽い。
照度・スポット比較(1m): 左から、M6、7060LED、L4(5W/6V)、ミニマグLED(3W/3V) 
7060LEDは、4.4WのLEDを3.7Vの電源から昇圧ドライブしている。130ルーメンの照度と適度なスポット能力を持つ。
LEDは、電圧が低下するまで使い、充電後に再点灯しても、フィラメントやキセノンのように最終電圧に慣れることはないし、元々の構造が違うので、電球が切れる心配に悩まされることもない。
3.7Vリチウムイオンバッテリー
メモリー効果がないので、点灯時間と関係なく、使うたびに充電すればよいが、たまに使い切るとバッテリーが長持ちする。
タイトなグリップ内径と、テールキャップのスプリングで、縦にも横にもズレない。
デュアルスイッチシステム
テールスイッチは、本体から少しだけはみ出していているが、乗車時にシートと干渉しても、スイッチをONにしてしまうほどでもなく、操作もしやすい。
両スイッチとも、半押しでモーメンタリー(押している間だけON)、押し込んでオルタネイト(ONでロック、もう一度押してOFF)となり、状況に合わせて使い分けられ、連動式なのでどちらかでON(ロック)し、もう一方でOFFという操作もできる。
ハンドガンと組み合わせたり、自分の位置を知られたくない場合にはテールを、前方を照らすだけならサイドを使うとよい。

TIPS

今回、7060LEDを使ってみて、汎用性能の高さに驚いた。制服警官が使うには、性能もサイズもベストではないかな。前方を照らすだけの一般的な用途にも、ハンドガンと組み合わせるのにも使えるのはとても便利で良い。これまで車載にはM6を使っていたが、照度、スポット能力、ランニングコスト、扱いやすさのどの分野でも明らかに7060LEDのほうが高性能なので、切り替えることになるだろう。さすがはLAPDが開発に参加しだだけのことはある。現場からのフィードバックが満載なんだろう。

付属品は、AC110Vコンバーター、12Vシガーソケット、充電器、専用ホルスターの4点。AC100Vでも問題なく充電できる。本体ごと差し込むだけで充電できる充電器は、シガーソケットと組み合わせれば車載でも使える。LAPDの制服警官は、運転中に充電し、降車時に充電器から抜き、点灯させるか、ホルスターに差すかするのだろう。
ナイロン製専用ホルスターはコンパクトサイズで、イーグルやらBHのサイズの合いそうなポーチを探す面倒が省けて助かる。

ちなみに、照度・スポット比較の撮影中に、どのライトも10分程度連続点灯させたが、ヘッドが一番激しく発熱したのがL4で、M6、7060LED、ミニマグLEDの順で続く。


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