SOP/ゴーグル・ヘルメット

プロテックヘルメットとBOLLEアタッカーゴーグル
ナイロンケースをゴーグルのストラップに通し、後頭部で固定している。アタッカーゴーグルはヘルメットとの相性があまり良くない。(後述)

SPEC
≪BOLLEアタッカーゴーグル≫
CT/SWAT専用のゴーグルで軽い。ダブルレンズ(ポリカーボネート)のおかげでレンズが曇りにくく、大きなサイズで視界も広い。硬質ラバーフレームは、顔に密着して塵や埃が入りにくい。眼鏡をかけたままでも使用できる

≪プロテックヘルメット≫
SEALご用達のヘルメットで、防弾用ではなく、対衝撃用の軽量ヘルメット。
写真の物はカヌー用で、インナーパッドが取り外せる。他にもインナーパッドが異なるパラシュート用がある。ハーフサイズモデルは、海兵隊などでよく見かける

TIPS

≪ゴーグル≫
CT/IAコースでは実際にBB弾を飛ばす。特にFRコースでは、シナリオで激しく撃ち合うため、目の保護は必須。ゴーグルが必要になる。

ワイドレンズで視界が広いこと
ポリカーボネートレンズで傷がつきにくいこと
レンズが曇りにくいこと
通気性がよいこと
顔に密着して埃が入ってこないこと

などが選抜基準となる。
BOLLE社製のゴーグルのほとんどがこの基準を満たしており、手放しで薦められる。付属のナイロンケースは、レンズクリーナーを兼ねており、レンズに傷をつけることなく油性の汚れまで除去できる。縫い目を解き、筒状にして写真のようにストラップに通せばなくなることもなく、管理しやすくなる。現場でレンズを拭くこともでき、大変に便利。
レンズはポリカーボネート製が優れている。ハイパワー化したエアガンの弾を100%止められないと困る。アメリカ軍のタンカーゴーグルなどは、年式の古い物が多いので注意が必要。

大型のラウンドトップゴーグルは、ヘルメットと相性が悪い。
アタッカーゴーグルでもヘルメットのつば部分を押し上げてしまう(原付ヤンキーヘルメット風になってしまう)。この問題は、フラットトップタイプのT-800ゴーグルで克服できる。新型のアタッカーゴーグルで、現場の声を参考に改良されている。

≪ヘルメット≫
重くなるだけで、FRコースで持ち込む必要はない。CT/IAコースでは、ラペリングや閉鎖された暗い場所場所を移動することもあり、ヘルメットがあると便利かもしれない。
実際にSEALでも、CTチームや船舶臨検チーム、オイルプラットフォーム(油田基地)を急襲するアサルトチームなど、硬い障害物の多い場所で活動するチームがフルサイズのプロテックヘルメットを採用している。対衝撃用ヘルメットで、もちろん防弾効果はない。CTオペレーションではスピードが要求されるので、ケブラーやスペクトラ製の重いヘルメットは敬遠されることが多い。

ポリカーボネート製でピカピカ光を反射する問題は、1500番以上の目の細かいサンドペーパーで表面を擦ることで克服できる。目の粗いペーパーでは傷がつくだけなので注意が必要。
ミリタリーショップで購入できるが、10,000円以上する。アウトドアショップでなら8,000円程度で購入できるが、ブラックタイプはあまり見かけない。赤や白などカラフルな物を黒スプレーで塗りつぶすのも一つの手だが、ポリカーボネートには塗料が載りにくい。粗めのペーパーで擦ると多少載りやすくなる。
また、カヌー用やパラシュート用など、同じ形でもインナーパッドに種類がある。実際にSEALがどのタイプを採用しているのか知らないが、パラシュート用は窮屈で長時間装着していると頭が痛くなる。どれでも構わないが、こだわる場合には注意が必要。


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