SOP/CT用ベルトキット

212CTホルスターとFNMkV
対テロ用のベルトキットで、ホルスターとマグポーチはボディアーマーやNOMEXベストと干渉しないようにドロップダウンされている

SPEC&TIPS
SASのCTチームが使うベルトキット
最新型ではマグポーチがゴムテンション式でフラップのないタイプになっている。大型のサムブレイクタブとインナースチールのおかげで素早いドローが可能。
ベルトはプローン対応のバックルレスのベルグロタイプ。金具でしっかり固定される。ホルスターのレッグストラップは、NOMEX製で、ホルスターと同様に燃えない。
ベルトキットは、
丈夫で軽いこと
サムブレイクホルスター
ベルクロマガジンポーチ
激しく動いてもホルスター類が横ずれしないこと

などを要件に選択する。
サファリランド社製6004ホルスターの新型ロックシステムは優れているし、イーグル社製MKYホルスターは、MkVよりも素早くドローできる。しかし、6004のカイデックスは熱に弱く変形しやすいのが問題だし、内張りスェードが強烈にタイトでプラスチック製エアガンではエッジが削れる(丸まる)。MkYのトリガーガード固定型のフラップはとても硬いため、トリガー周辺から壊れてしまうだろう。
CTには、丈夫で軽いコーデュラナイロン製のサムブレイクタイプが適しており、数あるホルスターの中でもイーグル社製MkVホルスターが一番だろう。MkXも優れているが、レッグストラップは2本もいらない。

欲を言うなら

燃えない、融けない

という要件も付け加えたい。
コーディラナイロンはライターの火で融け、燃え出す。写真の212CTホルスターは、分厚い皮製で、表面が難燃処理されており、レッグストラップまでNOMEX製と至れり尽せりだろう。問題はとっても重いことだが、それほど気にはならない。

激しく動くと肝心な時にホルスターがあるべき位置になかったりする。
ベルト自体の横ずれを防止するには、ファスナー式のループなどで、ズボンのベルトに固定すると良い。



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