上記のカバーエリアに最大で200発程度のBB弾をばら撒くことができる。
もちろん近距離で大量に喰らうと痛いが、中距離以上では、ムカつく程度にヒット感がある位のパワー。BB弾の量でパワーが変わることはないが、多くなればなるほど発射時にロスする(こぼれ落ちる)無駄弾も増える。60〜70発程度が適量だろう
注入後のBB弾は穴からこぼれてくるので、ダクトテープなどでフタをするとよい。また、安全ピンは、パラコードで足に繋いでおくなどするとを紛失しにくくなる。
スプリングがなかなか強力で、インストールにはそこそこの力が必要になる。跳ね返ることもあるので、アイプロテクターで両目を保護し、可能ならフェイスガードも装着して作業するのがSOP。作業の順番を遵守し、最後にBB弾を注入するように気をつける必要がある。シアでレバーを確実にロックし、必ず安全ピンを差し込むなど、安全管理上の手順を省くと暴発しかねないことにも注意が必要。
実物では分離されているコードとスイッチが一体型で、スイッチにはセフティ機能がない。そのため、設置の際の誤作動にも注意する必要がある。まずは設置場所とスイッチを押す場所を決め、コードを設置してから本体を設置、コードをインストール、操作場所に戻ってスイッチ操作という流れになる。
スイッチとコードを分離し、オーディオコネクターで着脱できるようにすると、本体の設置し、コードを接続、コードの長さだけ後方に下がりスイッチと接続、爆発という実物と同様の使い方ができるようになる。
また、本製品にはキャリングポーチ類は付属しない。
クレイモアパック風に、本体サイズポケット×2のショルダーポーチを自作すると、コードやスイッチもまとめて携帯できるようになる。コードは、本体サイズのプラスチックプレートに巻きつけるなどすると絡みにくくなるし、工夫すると走りながらコードを伸ばすこともできる。
スプリングで力のかかるような箇所は全て金属製のインナーフレームで補強されている。
何度でもリサイクルが可能なので、実験を繰り返してカバーエリアを体で覚えるといいだろう。コードとスイッチを分離し、クレイモアパックを自作すればRECONコースでも充分に使える。アンブッシュやディフェンスラインの設置、E&Eなどで重宝するだろう。
|