SOP/LMTクレーンストック

サイズ比較 左からブッシュマスターストック(アジア製コピー)、システマ製クレーンストック、LMT製クレーンストック
システマ製のPTW-M4A1のクレーンストックはバッテリーサイズを理由に実物より若干大きめ。LMTの実物クレーンストックは、PTWのストックパイプにはタイトすぎて3センチ程度しかはまらない。マルイのストックパイプでも同様で、実銃でもLMTが専用のパイプをセットで販売するほどタイトで、加工しないと使えない。

実銃の純正ストックエンドはナイロン製ベスト類との相性が悪く、ツルツル滑る。クレーンではラバーエンドにすることで、ブッシュマスターではエンド部分に角度をつけることで納まりを良くしている。

手前のストックパイプはPTW-M4の物。
シリンダーとベアリングでロックする底板はOリングで固定されているので棒でつつけば外れる。パイプの内側にはバッテリーコードからつながるデバイス基板が入っているので注意すること。コード類の処理がタイトなので分解しないほうがよい。
フィッティング
システマでもマルイでもエアガンに実物のクレーンストックを組む場合は加工する必要がある。
入り口付近をペーパーで軽くこすると、
赤矢印の部分に入り口から奥のほうに伸びる3本のガタツキ防止用のリブ(出っ張り)が見えてくるので、フィッティングを確認しながら削り落とす。次にパイプを奥まで差し込めるようにチューブの内側全体的を広げていくが、注意していないと入り口側を削りすぎ、完成後にガタツキが出る。直径2センチ程度の塩ビパイプにペーパーを貼り付け、ゆっくりと慎重に作業するのがコツ。

黄矢印の凹溝にも入り口から最後尾までパイプを挟み込むリブがある。こちらは割り箸にペーパーを巻きつけるなどすると作業しやすくなる。やはり入り口側の削りすぎには注意し、慎重に作業すること。

チューブよりも先に溝側から作業するとよい。
うまくいけばストックを伸ばしきった状態でもほとんどガタツキのない安定感のあるリトラクタブルストックになる。
LMT製のクレーンストックとリアサイトを組んだPTW−M4
リアサイト前に乗っているのはNVM14用のウェポンマウント。


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