使用説明書(Ver1.02)
第2版 2005.2.27


機能説明

本ユニットは電動ガンのバースト発射マガジン弾数シミュレートを行う電子制御装置です。高性能パワーMOS-FETを搭載しており、高性能FETスイッチデバイスとしてお使い頂くこともできます。

バースト発射(バーストモード):

トリガーを引いている間、一定時間だけ発射される機能です。
時間設定により1発〜数十発の間で任意の弾数をバースト発射することが可能です。

マガジン弾数シミュレート(リロードモード):
弾丸を発射していた累計時間が設定時間に達すると、マガジンが空になった状態を想定してそれ以降トリガを引いても発射しなくなる機能です。
リロードスイッチを操作するとリロード(マガジン交換)されたことを通知して、累計時間がリセットされ再び発射できる状態に復帰します。
装弾数に応じた時間設定を行う事で、弾切れ後の空撃ち防止としても使用できます。



スペック
使用可能バッテリー電圧  5(V)〜15(V)
待機時消費電力  5(mW)以下 (9.6V時、0.5mA以下)
安全動作温度  60℃以下推奨
ユニットサイズ  18(mm)×35(mm), 厚さ12(mm) (*3
*3)FET含む厚さ。FETを除くユニット本体厚みは7(mm)。



組み込み手順

組み立て説明書に従ってお手持ちの電動ガンに組み込んでください。




操作方法

注意事項も充分に確認していただいてから使用しててください。

初期状態
本ユニットにバッテリーを接続した直後の状態(電源投入の初期状態)はバーストモードです。

バーストモード動作
トリガを引いてからボリューム(VR)で設定された時間が経過するとモーターがストップするモードです。バースト動作中でもトリガを離せばモーターはストップします。
VRの設定可能範囲は約0.1〜1秒(トリガを引いた時点のVR値)です。
ただしVRを機能キャンセル位置(最小方向にほぼ回しきった位置)にしておくとバースト機能はキャンセルされ、通常のスイッチデバイスとして動作させることができます。


リロードモード動作
トリガを引いていた時間の累計がVRで設定した時間に達すると、トリガを引いても発射しなくなるモードです。リロードスイッチを一度ON/OFF(リロード操作)することで再発射が可能になります。
VRの設定可能範囲は約0.1〜15秒(リロード操作を行った時のVR値)です。
VRを機能キャンセル位置(最小方向にほぼ回しきった位置)にしてリロード操作をするとリロードモードはキャンセルされ、通常のスイッチデバイスとして動作させることができます。VRをキャンセル位置以外の位置に回してからもう一度リロード操作を行うと解除され、リロードモードが有効になります。

モード切替え
リロードスイッチ
を取り付けている場合、リロードスイッチを連続3秒以上押し続けることでバーストモードからリロードモードへ(またはリロードモードからバーストモードへ)のモード切り替えを行うことができます。

VRの回転範囲


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