SOP/ポンチョ

ポンチョの着用例:ベルゲン付
背負っているベルゲンごとポンチョをかぶると背中側にスペース(ゆとり)が必要なので、パラコードは前面だけにに縫い付けられている。(背中側はフリー)

体が濡れると体温が低下し、体力(カロリー)を失う。特にずぶ濡れの状態で強風が吹くと致命的で、夏でも死んでしまうことがある。体(服)はもちろん、装備も濡らさないようにするのがSOP.。

ソルジャー95以降のイギリス軍ポンチョは、薄くて軽いシリコンナイロン製で、どんな雨でも止める。また、湿気とカビにも対応しており、長期間保管しておいても臭くならない。

カラーはODのみでDPMはない。
着用例2::裏返し
身長170cm、胸囲111センチのモデルによる着用例。内蔵のパラコードで腰周りを縛ると動きやすくなる。デイパック程度なら、まとめて縛ってしまいたいので、ポンチョを裏返し、外側でパラコードを腰にまわして縛る。裏返しても防水性能はかわらない。

両脇と裾にスナップ(脇は両面タイプ)があり、他のポンチョとつなぎ、大型のシェルターを設営することもできる。

≪シェルターとしての利用≫

軍用ポンチョは、個人用のバシャテントとしても利用できる。バンジーコード2本とパラコード、ペグ2本があれば、5分以内で素早く設営できる。入口を風下側に向けないと雨が振り込むし、風に煽られ、シェルターとして機能しなくなるので注意が必要。忘れると困るのが頭頂部のフードで、内蔵の紐できつく縛って閉じておかないと雨漏りで一晩中苦しむことになる。


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