SOP/コールドウェザージャケット

身長170センチ・胸囲111センチのモデルとMサイズの相性
Tシャツの上に着用している。ラグビージャージを着込んでもまだ余裕がある。

TIPS
このジャケットはMODの指示で開発された物で、最新の軍用素材の塊。
防風・防水アウターはゴアテックスほどではないが呼吸型。内側の湿気を程よく放出してくれ、常にドライな状態を保ってくれる。
インナーも強烈な保温素材で激しく動くとあっという間にオーバーヒートする。冬山登山などのゆっくりと移動する場合には行動着としても使えるだろうが、LUPなどでスモックの変わりにアウターとして着ると良いだろう。
着てみて分かるのが全面の大型ポケットの有効性。何でも入る。極端に寒い環境では装備の脱落が命の危険に直結するため、ポケットは全てジッパーで開閉する。

防寒衣類はベルゲン内でスペースを必要とするため、標準で専用コンプレッションサック(圧縮袋)が付属する。
襟首周辺
スタンドカラーの内側にヒダ状のインナーカラーを内蔵しており、首周りから冷気が侵入しにくい(=体温も逃げにくい)。
冬山などで金属に素肌で触れるのはタブー。ジッパーの最上部の金具カバーは顔面を凍傷させないための工夫。

両脇はジッパー開閉式
上下どちらからでも開閉でき、オーバーヒート対策で効果を発揮する。内側に着込んだシャツのポケットにもアクセスできる。
極寒の環境でカメラやビデオを使って監視する場合などは、寒さに弱いバッテリーをカメラとケーブルでつないで防寒着の内側(体温)で暖めながら使う。このジャケットなら配線が楽だろう。

サイドジッパーの底の部分
オートロック式で不用意に開いてしまわない。カチッと音がするまでジッパーを下げるとロック完了。もちろんベルクロのタグで保護されている。細かいところまで手を抜かないにはさすがイギリス人気質。

リスト周辺
空いている穴は防寒用アウターグローブをヒモで吊るしておくためのもの。脱落防止を徹底できてありがたい。デザイン上の工夫には全て意味がある。

関連リンク: ゴアテックスDPMスモック

※ ご質問・お問い合わせはBBSから受け付けています ※


※ カタログから購入できます。