実際には、顔のしわまで確認できるほどよく見える。
モデルは、上下同じパターンのDPMコンバットジャケットとトラウザス、SASアサルトベストとジャングルハットを着用している。背景は、芝生のグランドに芝生の土手。
グランドが一際明るく見えるのは、撮影場所から2km離れた町の明かりを雲が反射し、その光を芝生が反射しているため。同じ芝生の土手と明らかに光の密度が違って見える。
グランドからの反射光に照らされてトラウザスも明るくなり、反射光の影響を受けていない上半身(全く同じパターンのDPM)と色が違って見えている。
実際には、増幅管が自動調節してくれるので、もっと自然で違和感のない映像になる。
剥き出しの素肌(顔と両手)はPNGでは白くはっきりと見えてしまう。夜間でも気を抜かずにフェイスペイントやグローブから偽装を徹底するとよい。
黒いブーツもはっきり見える。もちろん光の量など、条件に左右されがちだが、黒などの自然界に存在しない色は、一際目立って見える。アサルトライフルにも迷彩をかけておいたほうがよいだろう。
あとは頭頂部から肩にかけての一目で人間とわかるラインをギリースーツや偽装ネットなどで消し、森など自分より大きなものを背景にゆっくり動くことがPNG対策の基本。
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IRレーザーデバイス(試作) |
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PNVにかかわりだすと、どうしてもIRレーザーサイトが欲しくなる。
中央の銀色のユニットがシュアの6Pのヘッドにはめ込む試作デバイス。6V駆動で、300m先のターゲットを直径20センチ程度のサイズでポイントする。射程は未確認だが、3V駆動のAN/PAQ−4Cなどよりもハイパワーだろう。
販売(または領付)するタイプでは、もちろん上下左右を微調整できるようにする。レーザーサイトとして販売するのか?それとも既存のライトのヘッドユニットと換装するタイプにするかで悩んでいる。
例えば同じく6V駆動のシュアのX200用ヘッドユニットにすれば、レール付のグロックやSIG、キンバーなどをPNV対応にすることができるし、RIS/RASのピカティニーレールにも装着できる。どうしたものだろう...
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